ディストピア物を読んだ後なので、本当に癒された。
まだ豊かな自然が残る湖沼地帯に住む小さな生き物たちを取り巻く物語。
こうやって、今あるものを大切に、互いを思いやり、出来る限りを尽くそうとする気持ち。
大きな人(人間)が、忘れ掛けてしまっているものを思い起こさせてくれる。
決して批判的でなく、戒め的な厳しさもなく、優しさで包まれるような物語。
それでも、やはり大きな人たちの経済活動の影響が見え隠れする。
続編も読みたい。
2021.12.19
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
913日本の小説
- 感想投稿日 : 2021年12月25日
- 読了日 : 2021年12月19日
- 本棚登録日 : 2021年12月20日
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