新春歌会―酔いどれ小籐次留書 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎 (2011年2月9日発売)
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感想 : 15
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酔いどれ小籐次シリーズ15~小籐次の思い人であるおりょうの芽柳流旗揚げの新春歌会を控えた年の瀬に永代橋から落ちてきた。男は小籐次に札を渡して鳩尾から突き上げられた匕首の傷により死亡したが,長崎や真文二分判金の偽物が絡んでいるらしい。事件は小籐次や町方の手を離れて幕閣の許に行き着いた大晦日,浅草寺にお参りに来た一行に絡みついてきたのは,悪の岡っ引き・五郎蔵一家であったが,その手を逃れてきたのは寺社奉行の隠密で,浅草寺境内の町貸しの利権が関わっていた。老中の手の者に,おりょうの一派旗揚げの後見と引き替えに,偽金作りの唐人から金を奪うため,一肌脱ぐ小籐次であった~14をパスしていた。川向こうの御大尽と成田参詣する話らしいぞ。いつ読めるであろうか

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2011年4月6日
読了日 : 2011年4月6日
本棚登録日 : 2011年4月6日

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