ほしおさなえの菓子屋横丁月光荘浮草の灯を読みました。
今回は浮き草の灯、切り紙、二軒家の三部作です。
家の声が聞こえる主人公遠野は、川越の月光荘に住み、慣れてきました。
古書店浮草の主人が、病気で先がなくアルバイトの女の子に浮草を継いで欲しいと願います。
切り紙は、古い紙店を閉めてしまった父親と上手く話せないサラリーマンの息子がおばあちゃんの切り紙を通して歩み寄る話です。
二軒家は10年前に、片方が家事で焼け落ちた、双子のような建物の声が、小学生の間で幽霊騒ぎになっていてそこから三作目に続くようです。
古い街の人の繋がりが温かい気持ちにさせてくれます。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年8月16日
- 読了日 : 2023年8月16日
- 本棚登録日 : 2023年8月16日
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