無明の闇 鬼籍通覧 2 (講談社X文庫 ホワイトハート)

著者 :
  • 講談社 (2005年6月7日発売)
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本棚登録 : 84
感想 : 10
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ちょっと微妙…かな。最初の子供…というか赤ちゃんの解剖が続いたという導入が活きてないように思う。どうせならトラウマの女の子と同じくらいの歳の子が続いた、というなら連続性が感じられるけど…。あえて生後まもない乳児にした意味は?つーか「同じような解剖が続く」という法則を出してきた割に類似点は年齢しかないし。2件だけだし(苦笑)
トラウマの件も唐突なカンジ。むしろ匂わせるだけ、伏線にしておいて、もっと巻を重ねてからこの話にしたほうが深みが出るんじゃないかなぁ。「たまにミチルがちょっとヒステリックになるのはこのせいだったのか」ってカンジに。もったいない。

しかし、内容といい人物紹介ページの配置といい、結局主役はミチルなのかな?自分がモデルなキャラをメインに据えるセンスはちょっと理解出来ないなぁ…。毎回出るお約束的な超脇キャラあたりに留めればいいのに…(苦笑)もしくは偶に出る美味しいキャラか。
法医学というか、医学的犯罪捜査に興味あるから今後も読むけど、関係ないジャンルなら絶対に手をつけないわ(笑)

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: サスペンス・ホラー
感想投稿日 : 2008年8月29日
本棚登録日 : 2008年8月29日

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