身の回りの哲学 小川仁志
疑って、視点を変えて、再構築する。自分の考えを言葉にする。
日常生活を哲学する
遊び とは、人間の本来の姿を取り戻すための日常
顔とは、最も目立つ人生の「顔」
趣味とは、人生とゆう道を豊かに歩むための別ルート
お金とは、不安の裏返し。不安をなくせば、お金はいらなくなる。
社会を哲学する
正義とは、議論によって生成しつづけるバランス
政治とは、自由に生きるうえで不可欠な摩擦
戦争とは、国家の本能であるがゆえに、しばりつけなければならない。
LGBTQ+とは、人が芸術作品として生き方を主張すること
ポスト資本主義とは、戦争と助け合いのバランスの中で時代が求めるベストな経済体制
テクノロジーを哲学する
AIとは、知能の高さにかかわらず、永遠に人間とは異なる存在
インターネットとは、わたしたちが生み出したもう1つの希望の世界
SNSとは、現代社会が飼いならすべき諸刃の剣
宇宙とは、人間が思いをはせるために、すべてをしられてしまってはいけない場所
バイオテクノロジーとは、人間の尊厳を守るためにのみ許される必要悪
災害を哲学する
パンでミックスとは、人類と自然の中で起こる歴史の急激な更新
震災とは、私たちの文明と精神を試すもの
気候変動とは、品位ある生活の命運を握るもの
原子力発電所の事故とは、テクノロジーを生み出した人間の覚悟が問われる出来事
事故とは、自分の苦悩する力が試される機会
人生を哲学する
真の幸福とは、生きがいをみつけることであり、何ものにもかき乱されることがない状態
仕事とは、個人と社会を健全な形で育むための営み
家族とは、親密な関係性のもとに共存する他者
死とは、日々かんえることしかできない宿命
宗教とは、人類の共存を願う想い
抽象的概念を哲学する
自由とは、どこまでも制約をすり抜けていこうとする存在
愛とは、人生における情熱
悪とは、常に考えていないと足を踏み入れてしまう曖昧な闇
時間とは、計れるものではなく計り知れないもの
世界とは、人間が可能性を発揮するための前提
- 感想投稿日 : 2024年2月14日
- 本棚登録日 : 2024年2月14日
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