コンスタンはアドルフという主人公に自分を投影し、自分の愚かなところを本書で言葉を尽くす限りに裁いていた。
心情の変化が複雑で、エレノールが一概に悪いけでも、アドルフが一概に悪いわけでもない気もする。
もちろん、優柔不断なアドルフが結末を大きく左右していたことには変わりないが。
少々自分には難しい小説であると感じた。
また数年後に再読してみたい。
その時どう思うか楽しみ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年4月17日
- 読了日 : 2022年4月17日
- 本棚登録日 : 2022年4月5日
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