著者が持っている文房具を、その想いと共にカラー写真を交えて淡々と語っていくエッセーである。語るネタは、ノート・鉛筆・ボールペン・ホッチキス・消しゴム・メモパッド・輪ゴム・コンパス・切手・クリップなどなど。
写真も自分で撮影しているようだ。
とにかく、このおやじの文具愛は半端ではない。まず、その揃え方。一つの品で買う数量が多い。たとえば、メモパッドなどは1サイズ10冊は買わないと気が済まないと言っている。それを複数サイズで揃えるのだから、この人の家にはどれだけの文具が収納されているのだろうか。しかも、30年前に買ったものが未使用で取ってあったり、モールスキンは30年も前に外国で30冊も一気に買っているようだ。どんだけ、ものもちがいいんだ?
写真の撮り方やお気に入りなどを見ていると、文具愛もすごいがセンスもかなり良いように思えた。まとめ買いはまねできないが、センスは見習いたいものである。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文具
- 感想投稿日 : 2014年2月15日
- 読了日 : 2013年3月8日
- 本棚登録日 : 2014年2月15日
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