ひぐらしのなく頃に 鬼曝し編 (1) (カドカワコミックスAエース)

  • 角川書店 (2006年4月7日発売)
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昭和58年、夏。
夏美たちがこの街に引越してきてから1年が経とうとしていた。新しい生活にも慣れ、友人に囲まれた平穏な毎日を送る夏美。
しかし、ある日TVから流れてきたニュースが彼女の運命を大きく変えることに……!? ある寒村で発生したガス災害。それは、夏美たちがかつて住んでいた町を巻き込む大災害だった。事件に動揺する夏美の祖母は「これはオヤシロさまの祟り」だと夏美に告げる。祖母が訴える「オヤシロさまの祟りとは……。事件を境にはじまった祖母の奇行。家族内の不協和音。平穏な日々は影を潜め、夏美の周りで何かが変わりはじめていた……。

話題のサウンドノベルゲーム「ひぐらしのなく頃に」の原作者・竜騎士07が書きおろしで贈るジェットコースター級のサスペンスホラーがここに登場。新たなる「ひぐらしのなく頃に」の幕が上がる!!(背表紙文より)

「ひぐらしのなく頃に」シリーズ史上、一番リアルだと思ったのは自分だけだろうか?

“宗教”をクローズアップすることによる家庭の崩壊は、今なお現代で起こっている暗部

時代を背景に起こる非日常は、本当に今のあなたに起こるかもしれない恐怖を体感しやすい

ある意味、おすすめの一冊かもしれない

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 竜騎士07
感想投稿日 : 2012年2月13日
読了日 : 2012年2月12日
本棚登録日 : 2012年2月13日

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