《齋藤は自らを「俗物」と表現した。(…)端的にいうと、それは人間社会が俗物の視点でないと理解できないと悟ったからだろう。》(p.17)
《「二十一世紀なんて見たくもない」
(…)
「老醜だな、もう死ぬべきだ」
あくる十二月二十四日朝、いつものように日本茶を飲み、そのまま脳梗塞に倒れ、四日後にこの世を去った。〇一年七月のフォーカス廃刊は黄泉で知ったことになる。》(p.295)
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- 感想投稿日 : 2021年1月16日
- 読了日 : 2021年1月16日
- 本棚登録日 : 2021年1月15日
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