江戸染まぬ

著者 :
  • 文藝春秋 (2020年11月5日発売)
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本棚登録 : 120
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短編集つぎつぎ小袖(恋する生真面目な夫に借金をしてまで読みたい本を買った妻)、町になかったもの(江戸に目安を出しに行き書肆に「経典余師」を見つけ自分の町に書肆を始めた!、剣士(厄介叔父が終わりを剣に求めた!、いたずら書き(藩主が他藩の藩主を誹謗する文を託された!いたずら書きとして焚き火に)、江戸染まぬ(若いご老公の子をなした下女の芳を実家に送っていく途中)、日和山(隠居した父が貸本屋の写本で一家は追放に、最初は中間にその後剣を腰にと用心棒に、その時黒船が)、台(部屋住みでも女に持てていた、下女の清に振られ、その清が祖父の子を胎んだ!気持ちを入れ替え学問に励み開国に当たる。祖父が祖母の手水を助けるために台を作った!俺はあの台を己の裡に棲まわすと思った!)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 時代小説
感想投稿日 : 2022年1月16日
読了日 : 2022年1月16日
本棚登録日 : 2022年1月7日

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