3週間ほど前に熊谷達也の『邂逅の森』を,そして先週は『氷結の森』を読んだ。
これらの本は,まだ読んでいない『相剋の森』と合わせて”森シリーズ”ということらしいのだが,『邂逅の森』は正真正銘の純文学だと感じた。
けれど『氷結の森』の方はこりゃもう,どこからどう読んだってハードボイルドでございますがな。
大沢せんせの鮫島が戦時中にいきなり出現したみたいだった。凄かったね。
そして”シリーズ”というのはどうやら題名だけなのだろう,と正直思いました。
でも,なんだか「マタギ」という言葉がこの森シリーズには関連しているらしのです。今はそれ以上は分かりませんが。
で,この『山背郷』の感想はどうなったかというと,それは文庫本『山背
郷』は・・・解説がむちゃ良いのです。
それはなぜかと言うと。なんと,解説を書いているのが池上冬樹さんだからなのです。
あたしゃ,池上さんのことは良く知らないし,著作も読んだことはないですが,池上さんってだけで,もうOKって感じですね。
いやー,やれやれ。
♪東京のタクシーは今夜もまた,銀の川を飛んでゆく♪
あ,いや,すまんこってす。すごすご。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年6月11日
- 読了日 : 2012年6月11日
- 本棚登録日 : 2012年5月19日
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コメント 1件
ryoukentさんのコメント
2012/06/12