山背郷 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2004年12月16日発売)
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本棚登録 : 227
感想 : 29
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3週間ほど前に熊谷達也の『邂逅の森』を,そして先週は『氷結の森』を読んだ。

これらの本は,まだ読んでいない『相剋の森』と合わせて”森シリーズ”ということらしいのだが,『邂逅の森』は正真正銘の純文学だと感じた。

けれど『氷結の森』の方はこりゃもう,どこからどう読んだってハードボイルドでございますがな。
大沢せんせの鮫島が戦時中にいきなり出現したみたいだった。凄かったね。

そして”シリーズ”というのはどうやら題名だけなのだろう,と正直思いました。

でも,なんだか「マタギ」という言葉がこの森シリーズには関連しているらしのです。今はそれ以上は分かりませんが。

で,この『山背郷』の感想はどうなったかというと,それは文庫本『山背
郷』は・・・解説がむちゃ良いのです。

それはなぜかと言うと。なんと,解説を書いているのが池上冬樹さんだからなのです。

あたしゃ,池上さんのことは良く知らないし,著作も読んだことはないですが,池上さんってだけで,もうOKって感じですね。

いやー,やれやれ。

♪東京のタクシーは今夜もまた,銀の川を飛んでゆく♪

あ,いや,すまんこってす。すごすご。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年6月11日
読了日 : 2012年6月11日
本棚登録日 : 2012年5月19日

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コメント 1件

ryoukentさんのコメント
2012/06/12

おけいさん。
花丸ありがとう♪

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