とりどりみどり

著者 :
  • 祥伝社 (2023年3月9日発売)
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本棚登録 : 435
感想 : 50

<久>
またもこの話題から入る。テヘランで生まれたのは西加奈子?それとも西城奈加?いつまで経ってもこの二人の区別がつかない僕は きっと頭が まなこスポンジ化 してしまっているのだろう。そうだ 今回はこの件についての正解をここには書かないままで読書感想文に移ろう。そうだそうしよう。そうすることになった。

で言えるのは西城奈加の作品の方がかなり面白い!という事。今作も例外ではなく この「とりどりみどり」は秀作の連作短編集。前半の作品は面白ろ可笑しのドタバタ劇+ちょっと謎解きあり,って感じで気を許して ふむふむ面白いな と調子よく読んでいると,最後の編「とりどりみどり」でやられてしまう。僕の場合はあっと云う間に大粒の涙が瞳にあふれ出て来て,しかも間が悪い事に,それが会社の昼休み時間だったので 赤くなった目を取り繕うのに苦労した。いつも使っている目薬をさして事なきを得た(つもり)だが(^^)/

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年11月21日
読了日 : 2023年11月21日
本棚登録日 : 2023年11月18日

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