最高に贅沢なクラシック (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2012年6月15日発売)
3.00
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本棚登録 : 69
感想 : 9
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久しぶりに星ひとつの最低評価をさせてもらいました。

偏見偏向がひどく、自らを貴族に擬し自慢たらたら、庶民や東洋を愚弄するような話ばかり。

電車ののっている人間にはクラシックは分からない。
トヨタ車に乗っている人間にはクラシックは分からない。
香港の嘘くささ。
マカオでクラシックを聴く場違い。

などなど冒頭からこんな調子。

金持ち自慢と西洋至上主義の差別的言動をよくぞ本にしたもんだと思う。

成り上がりのスノッブらしい金満主義で、著者のお里が知れます。
読んでいて最初はムカつき、そのうち呆れ、最後は著者の痛さに目を覆うばかりでした。

講談社もよくぞこんな著作を現代新書に選定したものです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: クラシック音楽
感想投稿日 : 2014年1月16日
読了日 : 2014年1月24日
本棚登録日 : 2014年1月14日

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