人間は進んで危険に近づくという性質をもっていて、それと同時に、危険を作り出すという特異な能力を持っているとこの本は述べています。確かに人間は、大量破壊兵器を用いた戦争をしたり、危険だとわかっていながらも原子力発電所を作ったりと、言われてみればどんどん実感がわいてきます。人は生きていくということの代償に危険を生み出してしまうが、それを打ち砕いていくというサイクルを繰り返しているのだと、わからされるような内容でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本50冊プロジェクト
- 感想投稿日 : 2009年6月4日
- 読了日 : 2009年6月4日
- 本棚登録日 : 2009年6月4日
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