平成天皇にいたる数年間の間の記者目線の物語。
少し構成の組み立てを考えれば、もっと読み易く、意義ある一冊になる可能性は感じました。
題名負けしてる感じだけど、歴史の瞬間を間近で見た人の日記と思えば、悪くない。
手に取ったタイミングが、令和発表でなければ★5じゃないかもだけど、半ノンフィクションとしてなかなか知りえない内容で良かった。
改元のことが毎日のようにニュースでやっているので、漢文の事や学者の選定、政治がどう絡むのか?、憲法の穴や象徴天皇制の課題など、たかが改元、されど改元、なんだなーと。
「平成」になる時の色んな方々の苦悩が、ものすごく理解出来た時間になりました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年4月4日
- 読了日 : 2019年4月4日
- 本棚登録日 : 2019年4月4日
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