有功の心の様がすごくよく描かれていると思う。象徴的なのは「他の男の子供を産んでも心には有功しかいない」という家光に、有功は母の強さを感じ、それを自分が与えられなかった寂しさをかみ締める。ちょっと話は変わるけど、今まで子供を持てない女性の側の話はいっぱいあったけど、子供を生ませることができない男の心理を描いた話って少ないような気がするので、斬新な気がした。家光が「心にはそなただけじゃ」と言えば言うほど、有功は寂しくなっていくのだろうなぁ(・_・、)。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
マンガ
- 感想投稿日 : 2013年1月22日
- 読了日 : 2013年1月21日
- 本棚登録日 : 2013年1月22日
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