【友人蔵書】同時進行で公私にわたり事案を抱える竜崎。刑事畑と交通畑、警察と麻薬Gメン、警察庁と外務省という異なった対立軸が、複数の事案に通底する麻薬カルテルでつながった時、竜崎の原理原則を旨とする態度が心地良いほどに読む者を魅了する。所轄にいるべきではない警察官僚が、事件捜査の醍醐味に目覚めていく様子が面白い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説(邦国)
- 感想投稿日 : 2017年8月19日
- 読了日 : 2016年7月3日
- 本棚登録日 : 2017年8月19日
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