消される運命

  • 新日本出版社 (2019年8月8日発売)
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本棚登録 : 20
感想 : 5
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リトアニア出身のユダヤ人作家で失くなっている人。独立してるのに、第二次世界大戦が開始すると、ソ連軍は無理矢理政府を解体させ、駐留させ、勝手に社会主義共和国を作り牛耳る。抵抗する人はシベリア送り。リトアニア人のいないリトアニアを作るつもりだった。その後ナチスドイツ軍に侵攻されユダヤ人撲滅。この時代の話。作家は実際にユダヤ人収容所で生活しなんとか生き延び、最近亡くなった。この人はイデッシュ語、リトアニア語、ロシア語で執筆されてる。陰惨な描写はなく、今日明日の生活を生きる様子が自然に書かれている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年10月17日
読了日 : 2020年10月17日
本棚登録日 : 2020年10月9日

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