画家が個展を開く。展示される作品は彼女が歩んできた人生に伴う感情が現れていて、少女の時代からの回想が始まる。家族、学校生活、結婚してからの家族とランダムに少しずつ表記される。圧倒的に彼女を揺さぶるのは同世代の女性達であり、自分の子供や旦那、血縁者に対しては興味というか記述が少ない。学生の頃の絵画スクールで講師と体の関係を持つが、別の学生と講師の関係を講師自身がより重要に思っていて、その女性が講師と別れると自分もさっさと見切りをつける。彼女は自分を取り巻く同世代の女性が自分をどう思うのかがいつも気にかかる。
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- 感想投稿日 : 2019年2月3日
- 読了日 : 2018年7月9日
- 本棚登録日 : 2018年7月9日
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