色の辞典

著者 :
  • 雷鳥社 (2018年3月16日発売)
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本棚登録 : 994
感想 : 26
5

体裁だけで気に入って手に取ったのに、こんなに面白いとは思っていませんでした。

色の紹介のための挿し絵も飽きさせない作りになっているし、
色の紹介の文章も簡素かつわかりやすく、色の由来からちょっとした言葉の勉強にもなってしまう。
知られている色の名前が古くからあるわけでもなかったり、ピーマン(日本でのパプリカを指す)の色はピマンだったり…。
まさに辞典です。

特に面白いなと思ったのは黄色の部分
日本の色はミカン科の実の皮の色に対して、欧米ではミカン科の実の、果肉の色として名前がついているところです。

本当に買って良かったと思える本です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 雑学等
感想投稿日 : 2018年11月8日
読了日 : 2018年11月8日
本棚登録日 : 2018年10月1日

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