体裁だけで気に入って手に取ったのに、こんなに面白いとは思っていませんでした。
色の紹介のための挿し絵も飽きさせない作りになっているし、
色の紹介の文章も簡素かつわかりやすく、色の由来からちょっとした言葉の勉強にもなってしまう。
知られている色の名前が古くからあるわけでもなかったり、ピーマン(日本でのパプリカを指す)の色はピマンだったり…。
まさに辞典です。
特に面白いなと思ったのは黄色の部分
日本の色はミカン科の実の皮の色に対して、欧米ではミカン科の実の、果肉の色として名前がついているところです。
本当に買って良かったと思える本です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
雑学等
- 感想投稿日 : 2018年11月8日
- 読了日 : 2018年11月8日
- 本棚登録日 : 2018年10月1日
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