本を閉じてもなお、この余韻に涙が溢れている。
皆それぞれ、誰かの夢を叶えている存在って、ほんとそうだよなぁとしみじみ感じつつ、主人公が最後に気づいた真実に色んなことが逆再生されていくような感じになった。
当たり前になり過ぎて見えなくなっている、今ある幸せに改めて気づかせてもらえた。
文学者たちのことは詳しくないので、文学碑めぐりに関してのところは流し読み状態になってしまったけど、読み始めてすぐの段階から、きっとこの本面白い!と感じた直感は間違いなかった一冊。
ここまで書いている今もまだなお余韻に浸りながら本の世界を感じられている。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年1月15日
- 読了日 : 2024年1月15日
- 本棚登録日 : 2023年10月9日
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