2020.11.21市立図書館
(松崎有理✕ヒグチユウコなんて長女の好き✕好きすぎて、私が借りてきたのをみて数時間であっというまに読了してた)
博士号(理学)取得したものの就職先がなく職安通いの春を迎えたシーナがみつけたアルバイト先は「嘘道家元」兼(?)「特殊求職者対応特命相談員」蛇足軒の秘書。風変わりな雇用主の生活とおとずれる人びとをめぐるエピソードの連作短編。舞台「北の街」はこの世界よりちょっと科学技術が進んでいる近未来パラレルワールドのよう。庭の池にいるふしぎな金魚いちゃぽんは代書屋ミクリのサボテンのような気になる存在。
他人事とは思えぬ博士浪人のシーノの最後の選択は賛否ありそうだけど、まだまだ続きを期待できそうな幕切れに(まだ未回収のこともけっこうあるし…)。続き、あるのかな?
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2020年11月21日
- 読了日 : 2020年11月29日
- 本棚登録日 : 2020年11月21日
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