フィギュアスケートの魔力 (文春新書 413)

  • 文藝春秋 (2004年11月1日発売)
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本棚登録 : 29
感想 : 4

2016.10.15市立図書館
「てるてる家族」のフィギュアスケートシーンの指導や吹き替えで参加した今川知子さんの「撮影裏日記」があると聞いて、読んでみたくなった。
内容は、フィギュアスケートの歴史、スケート選手の日常や苦労、現状…伊藤みどりはすでに伝説だったけど、まだ浅田真央がジュニアで男子の3枠なんて夢の夢だった2004年の出版当時のフィギュアスケート界を思い出させてくれる。その後が語られるメダリストはミシェル・クワン、タラ・リピンスキー、クリスティ・山口、オクサナ・バイウル、スルヤ・ボナリー、佐藤有香、サラ・ヒューズら(ここが女子選手ばかりというところにも時代を感じる)。ルールも後半でのジャンプに加点のつく改正以前のものながら、巻末に写真入りの用語集もあって、手元にあってもいいかもしれない一冊。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 新書
感想投稿日 : 2016年10月15日
読了日 : 2016年11月1日
本棚登録日 : 2016年10月15日

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