世界の終わりの世界録<アンコール>3 熾天の女神 (MF文庫J)

著者 :
  • KADOKAWA/メディアファクトリー (2015年2月24日発売)
3.57
  • (2)
  • (9)
  • (12)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 93
感想 : 5

今まで自分しか喋れなかった
関われなかった
精霊という存在。
小さい頃は当たり前に関わっていたけど、
それを役に立てることができなければ
自分しか関われてなければ、それを誰かに伝えることができなかった。
少しずつ精霊の力を借りることができるようになって
初めて周りの大人達にも認められるようになってきたけど、
精霊なのかそうなのかは、自分が言っている以上に明らかにできたわけではない。
そんな自分の中で
初めて
同じ相手と言葉を交わすことができるのって
どんな思いになるのだろうか。
言葉は話伝える相手がいてこそ
はじめて
言葉として力を持つから
自分だけなら言葉なんてなくても良いのだから
自分が知っていることを
全て出しても知っていてくれる相手との交流
一気に世界が広がるんだろうな

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年2月6日
読了日 : 2022年2月6日
本棚登録日 : 2022年2月6日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする