慟哭: 小説・林郁夫裁判

著者 :
  • 講談社 (2004年2月1日発売)
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感想 : 8
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地下鉄サリン事件の実行犯である林郁夫無期懲役囚に焦点を当てたドキュメント。オウム関連の書籍は村上春樹のアンダーグランドも読んだが、なぜこのような事件が起こったのか、考えさせられる。大義の前に思考停止したサリン事件の実行犯たちは、現状の排外強権政府の復活を唱えている人々にも重なり、世の中の危うさに思い至る。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年7月3日
読了日 : 2013年7月3日
本棚登録日 : 2013年7月3日

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