大地の芸術祭

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  • 角川学芸出版 (2010年7月17日発売)
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感想 : 7
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渡辺斉がいなかったら大地の芸術祭はなかった20

美術は生理の発現であるが故に無垢なのだ。そして面白い。67

(「アートは赤ちゃん」論の論証の一つとして)手のかかる赤ん坊は人を呼ぶ力を持っている。67

MVRDVの事務所を初めて訪ねた時(アポなしだった)、建築研修生だと思われ門前払いされた69

ジョセップのカラーバー選びは孫娘の意見が優先されたのか「サンリオカラー」であふれている72

「妻有全戸訪問」は、広報活動としては有効な効果を生んだとはいいがたいが、この時の経験は、こへび隊一人ひとりにとって、その後幾多となく訪れる危機を乗り越える糧となった。関口82

良家のお嬢様が際どい演技にも挑戦した84

金九漢は最初の制作の時も「荷物類が届かない」と言ってしばらく飲んだくれていた90

中越地震で初めて遠藤利克の作品がチャプチャプ音がして、「水を感じられた」115

中越地震で桑原は滝沢で泊まることになって宴会をしていた。しかし連絡をしなかったので大目玉を食らった116

伊藤ヨシアキの作品の「見る木」はよかれと思った住民が、勝手に大きいねむの木に植え替えた可能性がある127

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年6月1日
読了日 : 2023年6月11日
本棚登録日 : 2022年4月27日

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