2010.9月に、この「四十九日のレシピ」で伊吹さんデビューをしていたく感動しまって、伊吹さんがファンになり追いかけてきた。
感動した本ベスト3に入っていたが、再度読み直してビックリ!11年前の自分と今の自分の感想が全然違う。
11年前の自分は、「最高に爽やかで心温まるいい本!黄色いビートルも素敵すぎる!」
とこの本に救われたが、
今は、亜由美の女として生きたい宣言とその自己顕示欲強さや我儘な行動が気持ち悪くて仕方ない。放任されて育ってきた環境を考慮しても、カイト君がそう扱われていい理由にはならないと思う。
亜由美もカイトもハワイで幸せに暮らしていることを願う。(あまり深く考えずにいたい。)
エピローグがなかったらうまく消化できなかったなぁ~。
これからも伊吹さんの作品は追い続けると思う。
それぞれ持っている人の弱さが、嘘っぽくなくていい。さすが伊吹さん。物語に温かさがあるのもやはり好きだ。
10年後自分がどう感じているのか楽しみにしつつ、これからも読書ライフを楽しみたい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2021年10月25日
- 読了日 : 2021年10月24日
- 本棚登録日 : 2021年10月25日
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