新選組風雲録 戊辰篇 (文春文庫 ひ 4-7)

著者 :
  • 文藝春秋 (2004年7月1日発売)
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感想 : 2
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江戸で盗人をやっていた忠助が清水寺で土方さんと出会い、惚れ込んで土方さんの為に働こうと決める所から始まります。復刊要望もずっと高かっただけあって、とても面白いです。普段の主な幹部隊士からの目線ではなく、馬丁であり、土方さんの密偵でもある忠助から見た新選組や周りの人達がとても素敵に登場します。特に土方さんはもちろん、近藤、沖田、山崎、良順先生、島田さんと忠助のやりとりは良いです。そしてそんな人達の対する忠助の江戸っ子な反応や感想に涙が倍増してしまいます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 時代物(小説)作家名あーそ
感想投稿日 : 2010年5月5日
読了日 : 2009年12月29日
本棚登録日 : 2009年12月29日

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