天狗争乱 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1997年6月30日発売)
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感想 : 28
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「桜田門外の変」の続きとして、その後の水戸藩と天狗勢のお話。前半は田中の極悪非道ぶりが書かれており、後半でやっと京都へという明確な目的を持った行動が書かれている。その京都へ行くまでのお話が、あまり面白くなくて★3つ。後半は、面白し。幕末の各藩の内情、今の日本の政党の内部と同じように、混乱を極めています。自分たちの考えを通すのは、いつの時代も大変。TOPの人たちは自分の保身に走るし。「結局、日本って昔からこうなんだ」と思います。

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感想投稿日 : 2010年12月12日
読了日 : 2010年12月12日
本棚登録日 : 2010年11月26日

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