私が通っていた小学校では夏休みの宿題で日記があった。その日記は二学期になると学級内に張り出された。友達の多くが「田舎へ行った」という内容のものを書いていた。それが私には羨ましかった。新幹線に乗って田舎へ行きたかった。川で遊びたかった。採れたての野菜や果物を食べたかった。田舎のお祭りに参加したかった。珍しい昆虫を捕まえてみたかった。こっちでは体験できないことをしてみたいと思っていた。今でも私は「田舎に帰省する」と話す友達が羨ましく思う。
東京に住む兄弟が田舎へ遊びに行くお話し。そこでしか出来ない体験をして少したくましくなっていく。私も一緒に虫捕りや魚釣りをしたいな。素敵な体験ができた二人が羨ましい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2014年8月13日
- 読了日 : 2014年8月12日
- 本棚登録日 : 2014年8月12日
みんなの感想をみる