誘拐児

著者 :
  • 講談社 (2008年8月7日発売)
3.06
  • (6)
  • (40)
  • (95)
  • (32)
  • (5)
本棚登録 : 387
感想 : 72
1

読了日2011/01
登場人物に特徴がなさ過ぎて、刑事2組の見わけが最後までつかなかった。
物語も特に残るようなものがなくて、残念。

(忘れちゃいそうなんであらすじ書いとこ。)
終戦後に起こった誘拐事件。
誘拐された子どもは戻らず、身代金も盗まれる。そして、15年後、一人の男の母親が死ぬ間際に残した言葉から、15年前の誘拐事件が再び動き出す。
そして、全く別の場所で、ハンドバックとデパートの紙袋を持った女が殺される。
15年前と現在に起こった2つの事件がどう絡み合っていくのか。

戦後の混乱期の中、女手ひとつで育ててくれた母は、本当の母親ではないのか?それどころか、自分を誘拐し虐待した女なのか?

結局、最後どうなったんだったけ?と思うくらい印象に残らない本でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 男性
感想投稿日 : 2017年10月21日
読了日 : 2011年1月
本棚登録日 : 2017年10月21日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする