お坊さんとお茶を 2 孤月寺茶寮ふたりの世界 (集英社オレンジ文庫)

著者 :
  • 集英社 (2015年8月20日発売)
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本棚登録 : 215
感想 : 19
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【最終レビュー】

予約著書・図書館貸出―シリーズ・第2弾―

*16.6既読

〈第1弾『お坊さんとお茶を 孤月寺茶寮はじめての客』最終レビューアーカイブ〉

http://booklog.jp/users/sapphire913/archives/1/

内容の中に書かれていた

〈孤独=寂しいとは限らない。人に囲まれていれば、寂しくないというものでもない〉

私自身の目線から見れば、これを土台にしながら、日常から見え隠れする

〈どこにでもある『ささやかなゴタゴタなエピソード』〉を通して

一旦、立ち止まった時

〈ふっと、何かを感じ取り、自分の新たな『糧』となる『キッカケ』〉

寺院の人達が何かと手をさしのべつつ、また、一歩を踏み出し、元の日常に戻っていく。

そんな『ヒント』だったり

ちょうど、お盆の時期にあたるタイミングで行われる

『未知だったある行事にまつわる「いわれ」』

『その史実だったり伝説だったり…』

と、やや気難しい部分もありつつ、シンプルに分かりやすく丁寧にまとめてたので、今回のシリーズ、この点でとても身近に感じられました。

+空円和尚からの

〈鞭でバシッと!叩かれる響き〉が込められた

《『喝!』とも言える『締まった禅の日常茶飯事にも通じる「お言葉」』》

『本当ごもっとも!』でした。

常々、私自身も懐に持たないといけない

著書の中での

『メッセージ』しかと、受け取りました。

この続きの最新シリーズは、あいにく図書館にはないので、また後日、書店にてチェックをいれたいと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2016年(専用除く~オリジナルセレクト)
感想投稿日 : 2016年7月20日
読了日 : 2016年7月25日
本棚登録日 : 2016年7月20日

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