愛と励ましの言葉366日 (PHP文庫)

著者 :
  • PHP研究所 (2006年12月1日発売)
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感想 : 7
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【最終レビュー】

予約著書。図書館貸出。

「366日」の『ショートメッセージトリップ』の『一つ一つ』ゆっくり噛み締めるかのように、目を通していきました。

発刊日そのものは、かなり前ですが、今の時代においても[この内容全て]は[十分通用]しますし、ズバリ

『今の世の中の環境に対しても、確信をつく』内容そのものです。

ある方の、誕生日が間近なので、その日に書いてた内容も含め、『月ごと』に、自身の目線から、特に刺激になった内容を抜粋していきます。

文句なしの【五つ星☆☆☆☆☆】

◇1月 January 

[18日]

『光を見る時に「影の部分があることに、気付く人」でありたい』

[21日]

『知識というのは、〈正しい選びの為に〉、〈必要な判断材料〉であることを、認識し直さないといけない』

[29日]

『「倒れなければ」「倒れた時の、苦しさ」、「起き上がった喜び」は分からない。(略)人生において大切なことは、【起き上がること。倒れたことによって、強くなってゆくこと】』

◇2月 February

[1日]

『励ましというのは、言葉のみではなく、【あなたを信じている】という【信頼】からも生まれるもの』

[2月4日 誕生日、おめでとうございます!]

『【思いやり】というのは(略)[人]という[字]が、いみじくも表しているように、〈不完全なもの同士〉が〈支え合う〉、【人間本来の姿】なのである』

[6日]

『「苦しみは、ミステリー」だと、今も思う。〈その時に分からなくても、分かる時が来る〉』

[19日]

『こだわりは、「心を歪めるもの」』

[23日]

『「無感動・無関心」=【当たり前として、物事を受け取りすぎているから】 もっと、〈一人一人の人間〉・〈一つ一つの、事象〉【そのもの】が【持っている価値】に、新鮮に眼を開くことが大切でなかろうか』

[26日]

『弱さを持っている【自分に】、【折々でいいから気付く】ことが【大切】』

◇3月 March

[5日]

『他人に優しくできるためには、【まず、自分自身に優しくならなければならない】(略)どんな、惨めな自分も、それを、「受け容れてゆくこと」』

[15日]

『この世の中に、たった、一人しかない〈私である〉という、〈感覚〉を持つこと』

[24日]

『大切なのは、[傷ついた自分]を[いかに、癒し、その傷から、何を学ぶか]』

[28日]

『「時々、分からなくなる、自身」を、自分以外の人に「すっかり、理解してもらえる」のは、間違い! 「相手を理解し尽くしてる」と「思うこと」は〈大それた、思い上がり!〉』

[31日]

『【人間的な美しさ】=【人間的な、〈磨きの、中〉からしか生まれてこない】』

◇4月 April

[1日]

『人生は、決して、きれいなものでも、美しいものでもない。「美しいものにする」のは、他ならない〈私〉』

[3日]

『真に求めるべきなのは、【感動する「心」・価値を発見する「心」】』

[9日]

『【挨拶さえ、できないひとに、何ができるだろうか】』

[10日]

『倒れることは、「決して恥ずかしいことではない」(略)【倒れても、倒れても、起き上がり】、その度に、【謙虚になっている、自分】でありたい』

[18日]

『幸せに生きる。「苦労をしたおかげで」、【他人の痛みが分かることができた】と、【感情する、心】に、幸せは生まれる。〈幸せは、いつも「自分の心」が決める〉』

[19日]

『人間というのは、「本当に、弱い」と思う。だから、「普段から、セルフコントロールを、いろんな時に、訓練することが大切」』

[26日]

『【loneliness(淋しさ)】=「solitude(孤独)」という「人間の、本来の姿」に眼を開かせるために、〈通らなければならない、道程に置かれている「飛石」のようなもの〉』

◇5月 May 

[1日]

『美しさ=修行を必要とする。〈長い年月をかけて、磨きこまれたもの〉【〈内から〉輝き出るもの】』

[4日]

『互いに「相手が悪い。相手が変わりさえすれば」と言ってる限り〈物事は変わらない〉 自分が「まず、踏み出しがたい一歩」を踏み出す』

[7日]

『喜びは、静かなものだと思う=〈静かな喜び〉「自分の心の中で」、「パン種」の様に【静かに、音もなく「発酵するもの」】』

[11日]

『淋しさなしに〈個〉の〈確立〉は〈あり得ず〉「孤独をかみしめたことのない者に」、【他者の「真のいたわり・優しさ」は生まれない!】』

[17日]

『他人の好意を当てにして、いただけない時に、恨んだりするのは〈間違い!〉』

[20日]

『【何でもないもの】にも、【心が揺さぶられる人】で』

[31日]

『時間の使い方は〈生命の使い方〉』

◇6月 June

[9日]

『話すため「美しい言葉を使う」ために。〈沈黙が必要〉「実り豊かなもの・その間の、充満のあふれ」が【準備時間】 話そうとすることの「響き」をあらかじめ聞くべく、〈心の耳を済ます時間〉』

[13日]

『不完全な人間の寄り集まりの社会に生き、「自分自身、不完全である」からには【全てが、完璧に運び、思い通りになると考えるのは、大間違いである】』

[17日]

『恵み。むしろ、「有り難くないもの」が、「ありがたいと思えること」ではなかろうか』

[19日]

『思いを抱く「全ての人」に、「好かれようなど思わない方がいい」【皆に合わせようとして〈失うのは、自分〉】なのだから』

[22日]

『理解への努力の、一番目は【よく、聞くということ】

◇7月 July

[9日]

『相手を〈100%信じては駄目!〉【98%にする。残り・2%「許すために、取っておく」】』

[13日]

『謙遜は【真理】』

[20日]

『挫折。人生にとっては、非常に、大切なこと。「打ちのめされることなく」〈成功だけが、唯一の、自分を生かす道ではない〉と「考える、ゆとりが欲しいもの」』

[21日]

『〈人間の奥底になる〉、【アンバランス・満たされないもの】に、もっと、【目をむけていきたい】』

[26日]

『【言葉の、心遣い】=自分の痛みを「他人にはさせまいという、優しさ・口にしてならない、言葉を飲みこんでしまう」、〈心の高貴さ、意志の力〉』

[31日]

『【目に見えない、大切なもの】が、〈この世の中にある〉【目に見えなくても、伝わってくる】』

◇8月 August

[4日]

『「成長すべき、存在としての、人間としての〈誠実さ〉」=【成長に、忠実であることにある。絶え間ない、自分との戦いにおいて、証明されるもの】』

[8日]

『制限を受ける。「優先すべきものを、選ばせること」〈制限される、有り難さに気付く〉』

[9日]

『人間関係の、最も、基本的なもの=【自分自身との、人間関係】』

[10日]

『〈当たり前〉=「ありがたいものと、一つ一つ、いただいて、生きる」【平凡は、非凡になる】「ありがたい=有り難いこと」なのだから』

[16日]

『女性を、美しく、好もしくするもの。昔も今も変わらない。【温かい微笑み・美しい言葉・「さり気ない、心配り」・礼儀正しさ・「恥じらいを知る、慎み」】と覚えておきたいもの』

[21日]

『「自由に、右へ、一歩、動き」〈考える所があって〉「左へ、一歩寄る」そういうことの【連続としての、生活】を送れるような人でなければならない』

◇9月 September

[2日]

『「考える人間になる・自分で、選ぶ人間になる」』

[4日]

『「開かれた存在=open existence 」・「見せても構わない、自分」・「ありのままの姿」→【とても、大事なこと】』

[9日]

『【面倒だから、する】美しさというのは、【このような、生き方の「繰り返しによって、のみ」生み出されてゆく】』

[12日]

『「毎日の経験」=全て、自分を知る上で、〈貴重なもの〉』

[9月13日 自身の誕生日]

『「自身さえ愛せない人、他人も愛せない」「自分さえも許せない人、他人も許せない」といってもいい』

[15日]

『人間は、【淋しさの中で成長する】「自己の、無力さ、限界」を知り、必然的な「距離」を「考察するようになる」』

[21日]

『【本当に、謙遜な人=素直に、言うことのできる人】』

[25日]

『人間関係は、「個」の「確立」が〈必須〉「自分にしか送れない生活」を、「自分が送ること」への、〈責任、誇りを持った生き方〉同時に、他人にも、「それと同じ権利がある」ことを【認める、生き方】』

◇10月 October

[1日]

『人間の幸福。「当たり前」を「輝いたもの」と【見るかどうか】』

[2日]

『「今」という「瞬間を」【大切に生きること】が、大切』

[20日]

『「人間として」【誰にでも〈ありがとうございます・おはようございます〉】と言えるのが、【大人】』

[22日]

『あの人の様になりたい、なったらいいなぁ。と思うことがあるけど、「気を取り直してみる」と〈その人は、私ではない。その人にはなれない。なる必要もない〉「私が、私だから」』

[28日]

『「自ら、考え、選び、選んだことに、責任を持つ〈存在〉」自由の厳しさを経験することなしに、人格にはなり得ない』

◇11月 November

[5日]

『「自分の、弱さ」を「受け入れる自体」が、〈許しの一部分を構成している〉ように思う』

[7日]

『「今日という、日」を「感謝して」〈生きる、謙虚さ〉に〈溢れた〉ー大人の姿ー』

[10日]

『「理解しつくせない、部分を残してる相手」を、「信頼・尊敬を持ち、淋しさに、耐えること」それが、【大人の、愛。長続きする、愛】』

[12日]

『「待つこと。耐えること。他人と譲り合って生きていくこと」=〈基本的、生活収穫〉』

[23日]

『「見せかけの自分」と、「ありのままの自分」の〈間にある、ギャップ〉を検討し、〈取り除く〉ー開かれた自分・自由で、大らかな自分であるためにー』

[24日]

『思うようにならないからこそ、人間は「自分の分際」を「思い知る」〈他人の弱さにも、寛容になれる〉』

[27日]

『信じ合っている時、「美しい」』

◇12月 December

[9日]

『「当たり前」を「輝かし、感動することを忘れないで、生きていく」「当たり前を、ありがたいと、取る」【そういう〈心〉を〈持つこと〉が〈大事〉】』

[13日]

『ある程度、適度に、処理しておさめることができる。ーそれが〈大人というもの〉ー』

[15日]

『「してはいけないこと」は、〈どんな時ににもしない!〉ー1人であろうと、集団であろうとー 「するべきことは、皆がしなくても、私はする」という、【信念で生きることである】』

[16日]

『「自分がされて嬉しかったこと」を、「人にする」〈されて、辛かったことを、人にしない〉ー大切な、ひとつの生き方ー』

[20日]

『分かってもらえない、淋しさ。分かり尽くせない、淋しさを〈受け止めて〉、〈耐えて生きていく〉ことが大切』

[23日]

『人間同士の親しさ。「一人一人」の「独自性(uniqueness)」というものを、〈認めて、尊敬する、度合い〉にかかっている』

[27日]

『「人は人。私は私」〈咲かせていただきます〉という、【気持ちで生きること】=美しく、咲くことの、秘訣』

ここまで、ありがとうございました。今後の参考となれれば、嬉しいです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2014年(専用除く~オリジナルセレクト)
感想投稿日 : 2014年1月29日
読了日 : 2014年2月2日
本棚登録日 : 2014年1月29日

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