ブラックペアン1988(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2009年12月15日発売)
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本棚登録 : 3388
感想 : 233
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バチスタシリーズの登場人物達の若かりし頃の話かしら。
医療というより外科手術の技術に重きをおく渡海。印象に残ったのは彼が手術を受ける患者に言った言葉「大丈夫かどうかなんて誰にもわかりません。私が小山さんに呈示できるのは確率的事実だけ。だけどどれほど低い確率であっても起こってしまえばその人にとっては百パーセント。つまりすべてか無か、なんです」
 高階講師が、天才外科医渡海とどのようにわたりあうのか下巻が楽しみです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他
感想投稿日 : 2017年7月14日
読了日 : 2017年7月13日
本棚登録日 : 2017年7月14日

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