葛飾北斎と娘お栄の話。父と娘であり、師匠と弟子でもあり、己の技術の高みを目指す者同士の話でもあり、こういう話はまかてさんの得意とするところですね。お栄の甥の時太郎は、どうしようもない男ですけれど、彼の立場からするとまた違った彼の言い分があるのかもしれません。絵師として生きた北斎の娘、彼女の画に興味が湧きます。
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カテゴリ:
時代小説
- 感想投稿日 : 2016年6月25日
- 読了日 : 2016年6月25日
- 本棚登録日 : 2016年6月25日
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