食べ物が美味しそうに描かれていて、そこに家族の姿があったら、どんな物語も倍鮮やかに見える。
キャベツくん、と妹に呼ばれる兄と彼女とのささやかな日常物語。
妹、美砂との会話は本当にリアルで魅力的。大きな事件が起きるわけじゃないけれど、そのありふれた風景の奥底に隠れていた感情が少し見える優しい話だった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2013年1月21日
- 読了日 : 2013年1月21日
- 本棚登録日 : 2013年1月9日
みんなの感想をみる