自分に妹がいたらこんな感じだったのかなぁと想像しながら読みました。
物語は、所帯染みた兄・洋(19歳の大学生)と、いまどきの女子高生に成長した妹・美砂の話です。
会社勤めを始めた母と小学生の妹のために、中2の男子が毎日ご飯を作るなんて義務感だけでは絶対に続かない。洋の愛の力なんだろうなぁ。
かこちゃんは美砂の気持ちに気付いていたんでしょうね。美砂の気持ちを知ったとき涙が出そうになりました。いつまでも洋と美砂の会話を聞いていたいと思いました。
石井睦美さんの作品は初めてでしたが、別の作品も読んでみたいと感じました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2019年12月29日
- 読了日 : 2019年12月19日
- 本棚登録日 : 2019年12月29日
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