今回は「警視庁大森署署長・竜崎伸也」対「神奈川県警」です。
過去に、米国土安全保障省に所属する大統領のSP(『疑心』)や外部省庁の官僚(『転迷』)との対決があったので、いまさら感がありました。
しかし、竜崎の原理原則に則った合理的な判断は、読者の期待を裏切りません。伊丹の指示に従わずに事件を解決してしまう点はさすがと思う反面、国民の目線から考えれば当然の対応だったと思う。
上意下達を基本とする警察の長所と短所を見せられた感じがした。
邦彦君の進路が決まったことだし、竜崎には、もっと国ために仕事をしてもらいたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
推理小説
- 感想投稿日 : 2017年3月24日
- 読了日 : 2017年3月20日
- 本棚登録日 : 2017年3月24日
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