異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

  • 英治出版 (2015年8月22日発売)
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感想 : 50
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マネージャー職の方々が絶賛するのも納得の本。国をグルーピングの境界として、お仕事において揉め事になりがちなトピックでどんなグラデーションがあるのかを、各国のアンケート調査による集計から描き出しています。

私は多国籍企業で働いたことはないので、国をグルーピングの境界とした描写には実感がわきませんでした。が、職種の違いとか、弊社御社あちらの会社とかの区切りで、仕事に対する価値観の相対的な違いから、この本で扱われているような対立軸を感じることは、多々あったように思い出しました。

価値観の相対的な違いを、相互に自覚して、相互に埋めに行くような動きができると、良い、のかな。←のような発想が、本書的には「日本人がいいそうだな」とかなりそうではある。

学びが多かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: Others
感想投稿日 : 2019年10月10日
読了日 : 2019年10月9日
本棚登録日 : 2018年12月25日

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