凍りついた瞳 (愛蔵版コミックス)

  • 集英社 (1995年11月24日発売)
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感想 : 4
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書庫整理中の為、処分する本を拾い読みしていて思わず
本気読みしたのが本書。

発行が1995年と20年近く前なので内容は少々古くなっている
のかもしれない。

でも、子供への虐待は今でもなくならない。せっかくこの世に
生を受けたのに、生きることの喜びも知らずに生後わずかで
亡くなった子のニュースなんて辛くて仕方がない。

本書は漫画と言う表現方法だけに分かりやすい分、きつさも
倍増だ。

子供への暴力も勿論だが、ネグレクトは本当に辛い。なんで
自分の子供を無視できる?なんで世話を放棄できる?小さな
子供が頼れるのって、親しかいないのにさ。

こういう虐待のニュースがあるたびに「虐待の連鎖」が言われる。
虐待されて育った子供は、成長して自分が親になったら自分の
子供を虐待する…と。

本書でもこの虐待の連鎖について描かれている。確かにそれも
あるだろう。しかし、全部が全部そうじゃないよね。自身は虐待さ
れて育ったけれど、そうはならない人もいるのだもの。

こう言ってはなんだが、産む・産まないは選べる。でも、子供は
親を選べないんだよな。

親になる。難しいことだと思う。子育ては親育てだとも言われる。
でも、子供を持っても親になれない人っているのだと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年8月20日
読了日 : 2014年5月5日
本棚登録日 : 2017年8月20日

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