レモン哀歌 高村光太郎詩集 (集英社文庫 た 27-1)

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  • 集英社 (1991年1月18日発売)
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感想 : 20
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国語の教科書に載っていた「レモン哀歌」と「ぼろぼろな駝鳥」が入ってます。暗記するという宿題を出されたのですが、家で練習していると途中で涙が出てきて声が詰まってしまって非常に困りました。感受性の高い子だったのねえ、とおばちゃんになった今では懐かしい思い出です。「ぼろぼろな駝鳥と、人間のおろかさについて」という先生の問いかけがありました。たぶん人間だけがもつ、無意味な物欲とか支配欲とか(反戦の詩だという説もある)そういうのが正解だったのでしょうが、ワタシはひたすら駝鳥がかわいそうで泣けて仕方ありませんでした。単純な子でした。

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感想投稿日 : 2004年10月22日
本棚登録日 : 2004年10月22日

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