人は老いる。その時誰がケアするのか

著者 :
  • KADOKAWA/角川学芸出版 (2014年9月23日発売)
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感想 : 3
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プライマリヘルスケアが革新的だというのはいまいち伝わらないが、三谷の話は考えさせられた。
病院にいて、日常に追われると市中の実態は忘れてしまう。
しかしこれからのことを考えると絶対に在宅で病を抱えて生きる、そうならざるを得ない。

そもそも医療では解決出来ない話で、財政などが完全に破綻するまでは自分のこととして考えるには至らないだろう。
当然自分も含めて。

地方分権で解決するのか分からないが、一度は試さないと公務員と政治家の利権のために国がなくなるのも近いのか。
色々考えると分からなくなるが、ともかく考えさせられた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 医療図書
感想投稿日 : 2015年1月12日
読了日 : 2015年1月12日
本棚登録日 : 2015年1月12日

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