「お手本の国」のウソ (新潮新書)

  • 新潮社 (2011年12月15日発売)
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本棚登録 : 195
感想 : 27

ドイツでは、フランスでは、フィンランドでは…というお手本をよく見聞きする。現地に暮らす日本人が、本当はそうでもないぜ、と説明する本。

漠然と憧れるフィンランドの教育ですが、フィランドメソッドなどはなくて、先生はクリエイティブな職なのだと。

なにか、ここに要諦がある気が。お手本もなければウソもないかもしれない。それらの捉え方は、柔軟でなくてはいけないのだ、と。

雑学的に楽しく読みましたが、生き馬の目を抜く(いや、そこまでしまい。落ちているものを拾って食べる、ぐらい)新書業界では「お手本の国のウソのウソ」という本を虎視眈々と狙っている人がいたり、しないかなあ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 3 社会科学
感想投稿日 : 2012年10月19日
読了日 : 2012年3月16日
本棚登録日 : 2012年3月16日

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