きょう読み始めてきょう読了。岡田依世子さんは二冊目。
この間読んだ「ぼくらが大人になる日まで」が気になったので読んでみたもの。背表紙は図書館でずいぶん前から目にしていたのだけど、戦争ものだったのもあって借りるに至ってはいなかった。個人的には、「ぼくらが~」よりこちらの方が好印象。先に読んだ方が嫌いというわけではなく、どちらも作者の誠実さが伝わってくるものではあったのだけど。こちらの方が、子どもに向けてことばが紡がれている感じがしたからかな。
当時をそのまま描くのでなく、「いま」の視点を崩さずに戦争を描くというのは、かなり大変なことなのだろうなと思う。そこから逃げずに、しっかりと描き込んでいるのが、すごい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
子どもの本
- 感想投稿日 : 2012年2月5日
- 読了日 : 2012年2月5日
- 本棚登録日 : 2012年2月5日
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