クレヨン王国の十二か月 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2006年9月16日発売)
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本棚登録 : 201
感想 : 30

講談社文庫なので、あえて「大人の本」カテゴリへ。うっかりしている間に書店で見かけなくなっていてしまったなぁと思っていたのだけど、先日近くにオープンした某古本屋チェーンでふと思いつき、探したらあってほくほく。きのう買ってきのう読了。
久しぶりにクレヨン王国を読んだなぁ、という満足感。「まえがき」で福永さん自身が書いている意味も含めて、いま読むとひっかかる部分もいろいろあるのだけど、それでもやはり、このリズムというか世界観というかが心地良い。青い鳥文庫版を読んだのはもう十年以上前なので、どこまで内容が違うかはわからないけれど、わたしにとって大事な部分はきっとどちらにも含まれているんだろう。読むとつくづく、このシリーズが本に関するわたしの原点のひとつだなぁと思う。
いつか時間をみつけて全巻読み返してみたいもの。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 大人の本
感想投稿日 : 2010年11月14日
読了日 : -
本棚登録日 : 2010年11月14日

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