この世にひとつの本

著者 :
  • 東京創元社 (2011年4月28日発売)
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本棚登録 : 150
感想 : 44
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この人は本の話が好きなんだな。すべての活字中毒者に贈る、ヒューマンミステリ、とあるけど、あんまり本って感じがしない。書家の残した写本が”この世にひとつの本”ってことなんだもの。何か、思ってたのと全然違った。子ども力を残した三郎は結構好きだけど、秘書を愛人にして、さらにコスプレまでさせてるって…。社長は全然好きになれない。俗人過ぎる。秘書も秘書で愛情のかけらも持たずによく愛人をやってたもんだ。自分から離れていくようになって、初めてかわいらしく思えるってそんなことあり?愛人になるの、嫌だったんかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年8月13日
読了日 : 2012年8月12日
本棚登録日 : 2012年8月13日

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