猿橋勝子という生き方 (岩波科学ライブラリー 157)

著者 :
  • 岩波書店 (2009年4月7日発売)
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米沢富美子さんの著作、ブクログ登録は2冊目になります。

米沢富美子さん、どのような方かを確認しておきます。
ウィキペディアには次のように書かれています。

米沢 富美子(よねざわ ふみこ、女性、1938年10月19日 - 2019年1月17日)は、日本の理論物理学者、慶應義塾大学名誉教授。専門は物性理論、特に固体物理学。アモルファス研究で国際的に知られる。理学博士(京都大学)(1966年)。大阪府吹田市生まれ。旧姓名、奥 富美子。80歳没。

で、本作の内容は、次のとおり。(コピペです)

戦前戦後の女性が理系の道を選ぶことも困難な時代に、海水の放射能汚染や炭酸物質の研究で世界的な業績をあげた地球化学者・猿橋勝子。さらに後進を育てようと女性科学者を顕彰する「猿橋賞」を創設、女性科学者を励まし続けた。科学者として人間として自らの哲学とそれを貫く強い意志をもって、まっすぐに生きた猿橋勝子の軌跡を描きだす。

で、その猿橋勝子さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。

猿橋 勝子(さるはし かつこ、1920年3月22日 - 2007年9月29日)は、日本の地球科学者である。専門は地球化学。海洋放射能の研究などで評価された。東邦大学理事・客員教授を歴任。東京生まれ。

で、猿橋勝子さんは、第一線で活躍する女性科学者を表彰する日本の賞として、猿橋賞(さるはししょう)を創設されました。

米沢富美子さんは、1984年(第4回)に猿橋賞を受賞されていますね。
そして、直近では、2022年(第42回)の猿橋賞を、関口仁子さんが受賞されています。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 2009年
感想投稿日 : 2022年5月1日
本棚登録日 : 2022年4月3日

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