面白かったです。
サスペンス?社会派?
偏らずに見ることの難しさ、大切さについて考えさせられます。
主人公の如月さん、元難民調査官の先輩、タレント、女性フランス人潜入官(名称忘れました)、それぞれの主張に自分の非合理性、偏りに気付かされドキリとすると同時に、彼らの主張に納得し、学びました。
難民受け入れ反対運動してる人、それを非難する記者、シリアのテロリスト、迫害されて立ち上がってる国民、それぞれ一方的で浅はかで偏っていて合理的ではない…
どれかを絶対悪にすると必ず矛盾が生じるんですよね。
それらしいことを並べられると、何か違う気がしても反論する言葉も浮かばず腑に落ちないまま流されたり、うやむやにしがちな自分に気づかされました。
ドラマ化しそう!
映像化するなら如月さんは竹内結子さんにしてほしかった…と叶わぬ思いを馳せてしまいました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年12月17日
- 読了日 : 2022年12月17日
- 本棚登録日 : 2022年12月11日
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