切なくて哀しくてとても綺麗な世界。
まず「リリイ・シュシュのすべて」という
タイトルに惹かれました。
岩井俊二監督は映画「花とアリス」で知って
とても綺麗な表現する監督だなあと思い
他の作品が気になりました。
リリイ・シュシュは映画ももちろん見ましたが
私は映画を見る前に原作を読む派なので
こちらを購入しました。
この本の構成はとても新鮮でした。
ネットのスレ形式で話が進められその構成の面白さに
すらすらと読むことが出来ました。
更に章ごとに挟まれてあるリリイ・シュシュの歌詞。
とても綺麗な小説だなあと認識する点でした。
小説の内容は中学生とは思えないような
痛々しく悲しい物語ですがリリイの歌詞があることで
どことなく癒され綺麗と思ってしまいます。
小説を読んだ後に映画を見ることをお薦めします。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
200X
- 感想投稿日 : 2010年3月26日
- 読了日 : 2010年3月26日
- 本棚登録日 : 2010年3月26日
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