マリコさんがご自身のYouTubeチャンネルで古い著作も紹介しておられるので、私も色々手に取って再読してみようと。
二十年前の本なので、やっぱりいま読むと共感できる部分はなく。広告代理店勤務も化粧品会社勤務もイメージ通りな部分が多くて新鮮味もなく…。
当時の東京に憧れる女の子たちの胸には響いたのかもしれないなぁ。今はマリコさんも、今はもう東京のお金持ちの生活に憧れてる女の子なんていないでしょと指摘してるくらいだし、私も地方で地に足着いた生活してる人間に惹かれる。
それでもやはり林真理子作品なので、読み進めるうちに面白くはなるんだけど。洗練された大都会に故郷を奪われた男の話という観点から見ると興味も出るものの、オシャレな東京に焦がれない人間には「ふーん」で終わってしまう感が。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年6月15日
- 読了日 : 2022年6月15日
- 本棚登録日 : 2022年6月15日
みんなの感想をみる